レーザドップラ振動計 V100シリーズ
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測定事例 『弾性波の振動測定』
写真1 弾性波の測定
非破壊検査分野でよく用いられる弾性波の測定例です。
左図では、被測定物に金属(黄銅)を使用しています。
黄銅の端部をソレノイド式励振器を用いて励振し、黄銅を伝播してきた弾性波をレーザドップラ振動計で測定しています。
測定ポイントを移動させて多点測定を行うことで、移動距離と遅れ時間より弾性波の伝播速度を測定したり、被測定物内部の状態を測定することにも用いられます。
励振器について、打撃による直接的な方法の他、別途パルス式YAGレーザを使用することで、完全非接触で被測定物を励振することもできます。
図1 弾性波の速度波形
測定条件 使用機器 V100-S TYPE-N 速度レンジ 0.02m/s/V ローパスフィルタ 300kHz ハイパスフィルタ 0.5Hz